形成外科・皮膚科 爪と皮膚の診療所院長
山口 健一
この春を迎えると形成外科医になって21年(2023年1月現在)が経とうとしています。
医師になり、早いうちからベストな爪医療が出来るようにと研鑽を積んでいく中で、爪の医療を適切に行うためには医師とフットケア技術者・靴技術者の連携が不可欠であると強く感じるようになってきました。
また、爪に関わる医師は形成外科・整形外科・皮膚科のすべての視点から爪を見ることが必要であり、そのためになかなか医療が進展していない現状があります。
自分はあらゆる立場の方々の橋渡しとなって、爪の為に異なった分野の医療従事者の垣根を取り払う先駆けとなれればと日々考え、保存的な矯正方法や手術の方法を数多く見てきましたが、ペディグラス社のネイルリストアという技術には非常に驚かされました。
スキー靴が合わなかった、合わない登山靴を履いて下山したなどの後に爪が剥がれてしまうことがしばしば見られます。
その後数年経過しても変形した爪が厚ぼったく伸びてきてしまい、醜形を残してしまうことがあります。
今までは「こうなってしまっては、もう手の施しようが無い」と患者様に説明してきましたが、ネイルリストアという解決する方法が存在したのです。
驚かされると共に自分の医療はまだまだ「井の中の蛙」なのではないか?と今後の医師としてのスタンスにも大きく影響いたしました。
もっと多くの人がネイルリストアを広めて困っている方に施術することが出来ればと考えております。
[経歴]
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2002年東京医科大学卒業 形成外科入局
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2009年たちばな台クリニック 形成外科
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2011年日本形成外科学会専門医
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2013年足の診療所表参道にて勤務
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2015年ペディグラス認定 足爪補正士
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2016年爪と皮膚の診療所 開院
ペディグラス認定 シニアリストアラー
[現状]
2016年 5月16日に神奈川県横浜市青葉区にて爪を専門とする「爪と皮膚の診療所 形成外科・皮膚科」を開院。
「足の診療所 表参道」は毎週水曜日に非常勤勤務としている。