【巻き爪の原因とメカニズム】なぜ巻き爪になるの? | Q&A
A. 巻き爪になる原因は複数あります。主な原因は 間違った爪切り、趾(ゆび)を使わない歩行、良くない靴選び、遺伝、加齢、爪疾患、怪我 などです。
もし、あなたが巻き爪でお悩みなら、なぜ巻き爪になったのか、その原因を知ることはとても重要です。せっかく巻き爪を補正したのに、原因を取り除かなければ、また同じ理由で巻き爪になってしまいます。ご自身がどのケースに当てはまるのか、まずはチェックしてみましょう。
巻き爪の多くは「深爪」によるものです。
歩行時に足の爪に加わる圧が、深爪によって爪の周りの皮膚にかかるようになります。
爪の周辺の皮膚に圧がかかることによって、しだいに巻き爪になります。
巻き爪になって痛いので、多くの方は痛みをやわらげようと爪切りでサイドを切ってしまいます。
すると爪の巻き度合いがより強くなってしまうのです。
趾(ゆび)がしっかりと床や地面に着かない歩き方は、巻き爪の原因となります。
- ・趾の腹(裏)の中央部で踏み込まない歩き方(中央部でないエリアで踏み込む)
- ・趾が浮いている歩き方(浮趾歩行)
このような歩き方の癖があると、趾に正しい圧力がかからず 巻き爪になりやすいと考えられます。
普段は意識せずに歩いていますが、趾がしっかり地面に着いているかどうか、一度よく意識して歩いてみましょう。
パンプスやヒールの高いもの、かたい革靴など、趾(ゆび)に負担のかかる履物が巻き爪の原因になります。
履物のサイズが小さくて趾がしめつけられたり、反対に大きすぎて靴の中で足が動いてしまい、足先に不自然な力をかけている場合も少なくありません。
よく「爪を見ればその人の健康状態がわかる」と言われます。
たしかに医学書には「8割程度の割合で健康状態が爪に現れる」と書かれています。
実際、からだの内部の病気が原因で爪の色が変わったり、変形したりする事があります。
何らかの内疾患が理由で変形した爪は、外からの補正では解決する事ができません。
まずは病院で内疾患の治療を行ってください。
爪は肌と同じで年を重ねるごとに乾燥します。
爪は乾燥すると縮む性質があるので、巻き爪になりやすくなります。
また、乾燥によって厚みがでてきます。
特に妊婦の方は、短い期間で急激に体重が増えるため、趾先が圧迫されて巻き爪や陥入爪になる事があります。
巻き爪になる原因をすべて取り除いて、長期の巻き爪補正を行っても、新しく生えてくる爪が常に巻いてくる 場合があります。
もし健康状態に問題がない場合には 遺伝的要因(趾先の骨の形状、遺伝による爪の形状等)が疑われます。
爪が水虫(爪白癬・つめはくせん)になると爪は分厚くなり巻いてくる傾向にあります。
爪水虫は痛くも痒くもないので気が付かない事が多く、放置すると巻き爪が進行したり手足の爪全てに広がったりする場合があります。
進行すると治療に時間がかかりますので、できるだけ早く皮膚科での治療を始めてください。
爪に物を落としたり、ぶつけたりなど衝撃によって爪の根元を痛めた場合、巻き爪や陥入爪になることがあります。
または、爪が変形して生えてくることがあります。
サッカー選手などのスポーツをする人にも、衝撃による巻き爪がたびたび見受けられます。
いかがでしたか? あなたの思い当たる原因はありましたか?
巻き爪の原因はひとつではなく、いくつか組み合わさっているかもしれません。
「巻き爪が気になっている」「巻き爪かどうかわからない」という方は、必ずペディグラス認定技術者(巻き爪のプロフェッショナル)にご相談くださいね。(カウンセリングは無料)
ペディグラス本店、またはお近くのペディグラス取扱店に、どうぞお気軽にお問い合わせください。